ちょっとマニアなブログ

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Solid State Logic BIG SIX サミングミックスの実力はどうなのか?

ようやくSSL BIG SIXでサミングミックスをする手順にも慣れてきた。

ある意味必要なのか?と言われるようなプロジェクトでも実験含めて実行。

ボーカルモノの割り当てはだいたい以下

CH1  VO

CH2  Bass

Ch3 Kick

Ch4 SD

CH5-6 Drum bus

CH7-8 PianoなどKey

CH9-10 Guitar bus

CH11-12 ストリングス系とCHOなど

CH13-14 その他シンセ系やパーカッション

Ch15-16 空間系エフェクトのリターン

基本的な配置さえ決めておけば、あとはその曲で重視する音を考えて変更すればよい。

Ch1-4はモノラルなのでほぼ固定化しつつある。

CH1-4にはチャンネルに簡易コンプはあるが、サミングには使っていない。

チャンネルEQはほぼCH1-12まであり、1-4のみHiとLowでbell設定ができる。

基本チャンネルEQは使えるチャンネルは使うことが多い。ただし大きな作りこみではなく、ローカットなども含めそんなに動かさない。ただボーカルなどローを少しカットしてハイとミッドを少し持ち上げるだけで抜けてくる。あくまでも補足機能として全体のバランスを聞きながら使用する範囲である。

トータルのバスコンプは毎回使っている。そんなに作りこみできないとは言え、スレッショルド値をほんの少しコンプのインジケーターが光る程度に設定するだけでも、音全体にまとまりがでてくる。この場合はオートリリースは入れず、初期リリース値のままにしたほうが良い結果が得られた。

最終バスコンプを通した2ミックスをDAWに戻して、最終はITBでマスターデータを仕上げるのが最近のトレンド。

友人に聴かせた評価は、シンバルなど耳につく部分がマイルドになって聴きやすいとのこと。間違いなくデジタルデータがアナログ回路で劣化しているのだろうが、結果的にそれが良いのだろう。自身で聴いても90年代に良く聴いていた音のテイストを感じる。

これが良い意味でも悪い意味でもSSL臭なのかもしれない。当面手放せないハードとなった。これで自分の音を作っていくのが楽しいんだろう。

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