ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

Native Instruments BATTERY

かなり以前からあるドラム音源だが今も健在。単にドラム音源というよりもショットサンプラーといったほうがわかりやすい。

基本サンプリングした音をキーに割り当てて鳴らすだけ。もちろんサンプリング音の加工(ピッチやループ編集、エフェクトなど)も可能。

プリセットで808や909など往年のドラムマシーンのサンプルもあるので、すぐに使えるのもありがたい。Komplete9から13にあげてサンプルが拡張されたようで、プリセットが膨大な数に増えていて正直何を使っていいのかわからなくなった。

アコースティック系には全く使っていないが、前述の808や909、伝説?のRINNドラムなどのサンプル音が入っており懐かしくて、エレドラ系ではたまに使う。AddictiveDrumはアコースティックドラムを加工してエレドラ的な音にしているが、こちらはリアルなエレドラ系のマシーンをサンプリングしているので、より電子色が強い。リンドラムは当時高値の花だったが、リアルな音で人気だった。今聴くと平坦なサンプリング音だと感じるが、逆に平坦でLOFIさ(リンドラムは8ビットサンプリングだった)がいい風合いを出してくれている。リンは当時プリンスなどもよく使っていた音なので一度は聞いた人も多いかと思う。

個人的にはシモンズなどもあれば面白いかと思うが、BATTERYって結局のところプリセットサンプラーではなく、自身でサンプリングすることもできるので手軽に使えるのでもっと使いこなさないと、、とは思うのだが、音があふれる時代なのかそんな工夫をしなくなっている自分がいる。

 

f:id:katoaudio:20221014075932j:image