ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

Native Instruments Stradivari Violin

NIのKomplete13にあげたときに付いてきた音源。

13になってオーケストラ系がかなり充実したが、なかなか使えていなかった。

今回ストリングスとピアノ中心の曲を作るときに試してみた。

結論から言うとかなり良い。もちろんほかにいっぱい持っているわけではないので比較はできないが、ソロバイオリンとして考えると音に強さもあり存在感も高い。

正直ストラディバリがどんな音なのかと言われてもわからないのだが、この音源に関してはベロシティの強弱による音の幅も広く、耳には痛くないが弦の擦れを肌で感じられるような音だった。この音ならソロでも耐えうる。

鍵盤を長押し(アフタータッチぎみに)すると心地よいビブラートが響く。このあたりもうまくモデリングしているんだと実感した。

ソロ系で最も打ち込み再現が難しい楽器がサックスとバイオリンかと思うが、このレベルなら違和感なく聴ける。ただし詰めて使いこなすにはバイオリンの構造や演法をある程度理解しておく必要があるかと感じた。このあたりは同シリーズのセッションストリングスプロ2にも言えること。

音が良くなれば表現力の再現が結局はキモになるんだろう。

f:id:katoaudio:20221019065956j:image