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フランクミュラー トノーカーベックス 6850 その後

ユーズドを購入後 すぐに修理に行ったフランクだが、その後は問題なく動作している。秋冬のお気に入り時計となった。

弱点はいっぱいあって、夜光塗料がないので夜は視認性ゼロである。何故かこのモデル、分針より秒針が目立つ(秒針が太め)ので時間を見間違える。

まあこれって時計としては致命的なのかもしれないが、、、

カサブランカと違って、この時期のトノーカーベックスは同じモデルでも針の形状が異なるものがあり、作り手の感覚で適当に選んでいるような気がする。

こんな風にダメダメな部分があるが、ケースも含めデザインの秀逸さには脱帽する。

結構太目の腕ではあるが、パネライなどしているとフランクは小さすぎる感覚に陥るが、使っているうちに絶妙なサイズ感であると感じてくる。

最近バンガードなどサイズが大きめになっているが、むしろ下品な気がする。

時計好きからガワ時計と揶揄されるフランクのトノーカーベックス(カサブランカも同じ)だが、movementが自社製でこだわっていることも良いだろうが、普通に使うにはETAの汎用でデメリットは無いと思う。それより自身のファッションや生活スタイルに応じたもので自身が納得しているものならそれでいいんだと思う。

10年ほど前にカサブランカを買おうか迷った時期があった。その時は並行輸入差別(ワールド通称は今でも嫌いだが)で修理に不安を感じ断念したが、今の時代、修理業者は多数存在する。しかも正規より安い。これでETAであるメリットだろう。

確かにプラチナローターが外れる洗礼を受けたが、基本的にETAの汎用ムーブ(しかもクロノも日付もない最もシンプルなもの)なんだから、故障は少ないもの。

風防やケースにさえ気を付ければ、普段使いに問題ない時計だと思う。

 

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