ちょっとマニアなブログ

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サンプラー

最近は昔話ばかりになっているが、私は最初に所有したサンプラーAKAI S612だった。当時 個人で買えるレベルはこれか、エンソニックミラージュの2択だった。

その後 AKAI がS900を出して世界的にヒットになった。エンソニックミラージュは8ビット30KHzだったらしい、S612は12ビット30KHzと少し高いスペックだった。

サンプリング時間も最長8秒だったが、8秒の場合など使える音じゃなかった。

いずれにしてもマルチポイントでサンプリングできないスペックだったので、ワンショットが中心になる。楽器音サンプリングでも使えるのは周辺3音程度。リアリティでは論外だが、他のシンセとMIDIで同時に鳴らすことで面白い音作りができるので、面白がっていろんなサンプリングをしていた。当時付き合ってた子の声もサンプリングしたなw 今となっては懐かしい。

このサンプラー以外で個人的によく使ったのはローランドのS-550。これはマルチでサンプリングできるスペックがあったし、PCディスプレイを接続できて、しかもマウス操作もできて便利だったので、いろんな場面で使った。またCDロムオプションで追加できたので、市販ライブラリーを頻繁に使った記憶もある。

おそらくこの時期から、プリセットサンプラーの位置づけが強まったのかもしれない。

ハードで最後に買ったのは、E-mu systemsのE5000 ultra。もう完全なるプリセットサンプラーとしての使い方だった。SCSI(接続規格)でHDDやCDドライブに接続できたのと、購入時に数十枚のEmu サウンドライブラリーが付属していたので、お気に入りだった。もちろんマルチティンバーで音が出せたのも当時としては便利だった。