過去日本は基本的に移民とは無縁だった。当然飛鳥時代など古い時代には高麗から渡来人が来たとか日本人の祖先を遡ればどうだとかはわからないのではあるが、、、
孤立した島国であることも理由なのかもしれないが日本は植民地支配による奴隷制度も存在していなかった。そのため一定の民族性と文化を維持してきたのだろう。
ヨーロッパを見てみると、英国を代表して、スペイン、ポルトガル、フランスなどアフリカ諸国、東南アジアで植民地を展開してきた。アメリカもヨーロッパからアングロサクソンが移住し現地民を迫害したり、奴隷としてアフリカから黒人を連れてきた。
この間話題になっている西アフリカ各国のクーデターもフランスがニジェールやブルキナファソなどを実質的に植民地支配し国の富を搾取していたことによると言える。
一般人なら、旅で行くなら別だが、わざわざ故郷を離れて遠い国で働いて生活したいと思うことはないだろう。貧困で生活できない、仕事が無い、治安が悪い、民族差別など物理的な問題が根底にあるはずである。過去日本では国家に騙されて東南アジアに売られていった女性たち(唐ゆきさんと言われる)が存在したが、それも貧困だった農家から人身売買されたようだ。
自国でちゃんとした生活が維持できるなら国外に出ていく必要などないのである。
そんな中で増えるヨーロッパの移民や難民。この根本原因を作ったのもヨーロッパなのである。ヨーロッパ各国の国民に責任はないにせよ、アフリカなどから搾取した国家の責任は大きい。正当化までできなくともヨーロッパが移民や難民を受け入れる理由は存在するのだ。
しかし日本にアフリカから移民を受け入れる責務は皆無である。国連に言われようが受け入れる必要などないのである。
そのことが前提であることを忘れてないか???
労働力不足だと、、、、正確なことを言え、、、低賃金で働かせたいんだろう。
あくまでも移民は反対すべきである。それはお互いのためなのだ