革靴専用のクリーナーの定番はモウブレイのステインリムーバーだろう。
これまで小さなサイズを使っていたが、すぐに減るので大瓶にしている。
これは有機溶剤など入っていないので、においもなく革への負担も少ないようだ。
ただこれでは落ちにくい汚れもあるので、サフィールの有機溶剤系のレノマットというものを購入した。
特徴はとにかく臭い。部屋で使うなら窓を開けていても匂うし、目が痛くなるほど。
ただ少量でもよく落ちる。パラブーツシャンボードのマロンへ油性クリームを塗り重ねてしまった結果、ムラになっていた。ステインリムーバーではこびりついた汚れは厳しいのだが、レノマットは良く落ちる。もちろん傷に入り込んだものなど、しみこんだものは厳しいが、クリーナーでの違いがあるのを知った。
細部まで可能な限りクリーニングして、やや薄いブラウンの油性クリームで仕上げてすっきりした感じになった。