2020年はコロナ禍で郵便投票が多くバイデンジャンプが起こった。そもそも24年の総得票数でトランプ7400万、ハリス6900万(正確な数字はまだ)と聞いたが、トランプは前回とほぼ同じ。バイデンは8100万票獲得していた。要するにこんなに話題になった選挙だったにも関わらず、前回より1200万票以上が減っていることになる。この辺りがやはりバイデンジャンプの根拠だったと言えるのかもしれない。
では今回何故勝てたのだろうか? もちろんハリスが政策も示せずしょぼかったのもあるが、国民がバイデン政権に批判した結果だったとも言える。
ただ背後で活躍したのは、やはりイーロンマスクの存在は大きいのではないだろうか?
CNNなど大手メディアはこぞってトランプ批判とハリス推しだった。他にも刑事、民事など提訴の嵐で司法省もハリス側ついていたのも明白だった。これまでならここまで落とされた候補が勝てるわけがない。また前回20年はX(ツイッター)も完全に検閲されていたため、ハンターパソコン問題などバイデンに不利な情報が操作され情報に偏りが発生していた。情報操作はツイッターファイルでも明らかとなっている。X(ツイッター)をイーロンマスクが買収した効果は果てしなく大きく、正しい情報を知りたいという民衆がXに集まったと言える。この波の中で他のSNSの情報統制も限界が出てきたと言えるだろう。日本では馴染みは無いが、アメリカで大人気のジョンローガンのポッドキャストにトランプが出てなんと3時間も話した。3時間も話せる大統領候補なのである。ハリスにもジョンローガンは公平に出演要請をしたが、出演を拒否した。
このポッドキャストの視聴率も高く、最終的にダメ押しになったようだ。
要するに今回の選挙は、大手メディアにSNSなどのネットメディアが勝ったことになる。完全に流れが変わった選挙だったようだ。
開票速報も大手メディアは盛んにハリス優勢を叫んだが瞬殺された。日本のテレビも同じで池上彰などコメンテーターも瞬殺。正しい情報はXが勝った。
前回の衆議院選挙で若者中心に国民民主党に票が集まったが、これもネットの効果と言える。(ただし玉木党首はバリバリネオコンなので騙されている)
来年 参議院選挙を予定しているが、Xを中心にネットでの発信がより注目されることになるだろう。それほど変化を見せた選挙であった。