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TELEFUNKEN TF29が届いた

Blackフライデーセールで安くなっていたテレフンケンが届いた。

テレフンケンと言えば、U47やELA-M 251など未だにビンテージ市場で大人気のマイクを製造したメーカー。ただ当時のテレフンケンではなく、2001年にアメリカで立ち上げた会社である。初期は古いM 251などの修理をする目的で運営していたが、現在の技術とパーツで製造をすすめている。そんな中で未使用のテレフンケン真空管が見つかったことを機に、新たなモデルとして開発されたのがCopper Headシリーズである。今回買ったTF29は初期に発売していたCopper HeadシリーズのR-F-T CU-29のリニューアル版でAlchemyシリーズとなる。現在のテレフンケンでは最も低価格のラインで、この上にダイヤモンドラインがある。

TF29の真空管はテレフンケンではなく、アメリカ製のGEの未使用品であるが、トランスにLUNDAHLを使用し、アメリカ国内製造である。同シリーズには少し高いTF39もあるが、嗜好性の切り替えができるかどうかだけなので、歌録りならTF29で問題ない。

ノイマンと違って、3pinキャノンケーブル以外はサスペンションフォルダー含め全て付属しているので、その点では優位である。おまけにセミハードタイプのキャリングケースも付いている。実際の保管はデシケータなのであまり使う機会はないだろう。

サスペンションフォルダーはノイマンと比較して簡素な感じだが、使い勝手は問題なかった。ちなみに替えゴムが1式ついているが、特殊なゴムなのでなくなった場合どうするのかは不明w(ノイマンは自作している)

次回は使用感です。

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