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NEUMANN サスペンションフォルダーのゴム交換

NEUMANNだけでなく多くのマイク用のサスペンションフォルダーにはゴム紐が使われている。このゴム紐は定期的に交換が必要。特に今回入手したTLM49など重量級のマイクの場合、ゴム紐にも負荷がかかるため強度が必要でもあり、伸びるとフォルダーに触れるなど障害につながる。

中古で入手したのもありゴム紐は既にヘタっていた。以前別のマイクの交換に使った3mmの紐があったので試しに使ったがフォルダーの溝にうまく収まらず外れやすい状態だった。

純正なのかどうか不明だがサウンドハウスにもノイマン専用ゴムが販売されていてペアで2,700円~2,800円程度する。これが高いかどうかは別として単にゴム紐なのである。

そこで登場したのが手芸店大手の「ゆざわや」。おっさんがあまり入るようなお店ではないが問題ない。ただどこに何があるのかはさすがに少し迷った。

入手したのがコレ。2㎜の丸ゴム紐(7mもある)と3mmの爪付紐留金具。2mmの金具でもいいかと思うが、金具部分の紐を重複させて長めにとった方が安心かと思ったのであえて3㎜にした。ちなみに結果論としては2mmでも問題ない。

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さて肝心の紐の長さだが、ノイマンのフォルダーもEA1、EA2などマイクのサイズに応じていくつかサイズはあるが、今回の対象は現在の市販バージョンにはないEA3。サイズ的にはEA2と同じである。ちなみにEA1は103などが対象となる。

EA2やEA3のゴム紐の長さは約38㎝。接続部分を余分にとる関係で39cm程度あれば十分(ややきつめでないとマイクの重さに耐えられないことも想定)

この長さにゴム紐を切断し、留め金で挟んでペンチなどでしっかり締めるだけ。

今回購入したゴム紐が7mで600円ほど、留め金が4個で160円。なので1本のサスペンションフォルダーにかかった費用は148円程度。市販と別に変わりない出来栄えになる。ゴム紐の色もいろいろあるのでそのあたりは最も近いものが好みで買えばいいだろう。

よく交換の動画など見かけるが、Amazonで安く買えたので交換とか制作まで書いているものはそんなにない。交換自体は本体の構造を見れば誰でもわかるはずなので、構造がわかれば見る必要もない。

とにかくやってみると簡単だし、材料を買えば複数のマイクで対応できるのでぜひお試しあれ。

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