イランが親日国であることが意外と知られていない。
私も知らなかったが、海外を旅する人がこぞって、イランが本当に良い国だったと言う。なぜイランがここまで日本人に悪いイメージとなったのだろうか?
イランからの原油輸入金額はデータのあった1995年から2008年まで3位で年々増加傾向だった。2009年以降低下し続け、2019年の9位から姿を消した。
この背景にはイランの核開発がある。欧米(結局は暴君アメリカ)がイランの核開発に対し経済制裁を発動し、それを同盟国である日本にも押し付けてきたからである。
この制裁で日本もイラン資産を凍結している。
前述したがイランは親日国であり、このライシ大統領の発言も敗戦国日本がいつまでもアメリカから独立しようとしないことに対して言及している。
日本人は日本を独立国家と思いこんでいるが、海外からはアメリカの属国か植民地として見られているのだろう。
独立国なら自国を優先し、この綱渡りのようなエネルギー情勢でイラン、ロシアに依存することも当然である。
また、ここまで敵国を発動しても、サケマス協議をすすめるロシアのほうが、2枚も3枚も上で、日本が属国でかわいそうと思われている気もする。