ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

明治維新もマイダン革命と同じマッチポンプだったのか?

明治維新は何故か日本人にとっては英雄が出てきた時代のように言われるが果たしてどうだったのだろうか?

江戸時代は200年間にわたり戦争というものが起こっていなかった。もちろん地域で一揆など様々な紛争はあったにせよ、大きな戦争は起こっていない。

明治維新はいわばこれまでの国内政治を否定し、新たな時代に持っていったことで英雄視されるのだろう。

私より若い世代でも、司馬遼太郎の「竜馬が行く」に感銘を受け、坂本龍馬に憧れを持っている知人もいる。だが普通に考えると浪人にそんな資金力があるはずもない。

資金を出しているスポンサーがいたことは、表に出ず、英雄的に描いているのが小説であり、事実にはもっと裏があるものだ。

表のスポンサーはグラバー。グラバーは英国ジャーディンマセソン商会であり、中国にアヘンを売りまくったく企業がこのャーディンマセソンである。

当時の英国はインドのアヘンで世界を牛耳っていたと言える。

英国が世界的支配を強める中で、中国の次に日本が標的となったのだろう。

自国の兵士で戦争するリスクを避けるためには、内戦を起こす方が良い。ちょうど日本は江戸時代という一国独裁政治が長く続き不平分子も存在した。

グラバーが伊藤博文などを英国に密航させたり、坂本龍馬を仲介役としながら薩長に武器を供給したことなどをよく耳にする。もちろん英国は武器販売で利益が出る。

片や幕府にもナポレオン3世から銃が送られたり、その他欧州から武器を購入していた。そう考えると日本を内戦に持ち込み、明治維新という名の軍事クーデターを起こさせたと考えても不思議ではない。今の日本では軍事クーデター=軍事政権が悪いと思う人が多いが、明治政府は軍事政権だったとも言えないのか?

その後日本は70年に亘り戦争する国になった。最終的には真珠湾に追い込まれ敗戦を迎えほぼアメリカの植民地になっている。

ウクライナのマイダン革命と何ら変わりないのではないか?? グローバル化を美化するが、それは国民を守る国としての姿勢が前提での話ではないのだろうか?