車検で預かった代車がなんとスマート。開発時にスゥオッチとメルセデスベンツが関わり話題になった小型車。日本だけのKのようだが、かなり乗り込んでいて20万キロを超えている。ここまで走れるんだとちょっと感動。
さて、初めて乗ったが意外なことばかり。
まずアクセル、ブレーキともに重い。ステアリングもこのサイズなのでパワーステアリングは搭載していないようで重め。
2人乗りなので座面はそこそこ広く、全体的なテイストはドイツ車だ。
ホイールベースが極端に短いので、よく跳ねる感じで初代ミニを彷彿させる。
マニュアルモードも搭載しているがまだ試しておらずオートマモードのみ。チューニングはそんなに良いとは思わないが、車両が軽いのか?強くアクセルを踏むと背中にのしかかるような加速感を感じられ、ある意味ゴーカートのようでもある。
もっとも乗りにくいのはバック。短すぎてバックし辛いのだ。これも慣れなんだろうが、後部にほとんど車体がない分、バック時にすぐに角度が変わるが、その角度感覚がまたわかりにくい。小さいのに何度もハンドルを動かしてしまった。
あとイグニッションキーが何故かサイドブレーキの部分。これ操作性が良いとは思えないw ギア周りではクセもあって操作しにくいところもあったが、その他は他の外国車並みで普通に乗れた。 お金と場所に余裕があれば、おもちゃとして欲しい車かな。
もう生産していないが、こんな車を2000年代初頭に出すメルセデスはやはり面白い。