ちょっとマニアなブログ

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BFD3.5について

Cubase14にあげた結果、必要に迫られてBFDを3.5にあげたが、結果的には良かったと思っている。

一般的にはスーペリアドラマーが人気で逆に叩かれるのがBFDである。確かにBFDはInMusicに変わったり不安定だったりしたが、音に対する評価まで使いにくいとか言う声があった。正直この音を叩く方は生ドラムの音を知らないんだろう。ちゃんとポイントを押さえて作り混めれば、生々しいドラムの音が再現できる。いかにも作った音感のある音楽でなく、アコースティックな曲にも最適な音なのである。

今回のバージョンアップは無償ながらメジャーアップデートだろう。完全に以前とアーキテクチャーも異なるようだ。エクスパンションを含めたサウンドライブラリー再ダウンロードを要求されるが、そのままでも使えると言う見解もある。

今回からダウンローダーも変更になっておりInMusicで統合されたマネジメントソフトで管理されている。UVIやUA、NIなどと同じ流れである。

さて本題だが、今回大きく変わったのは画面サイズが大きくなりKITなどの表示も大きくなった。そのため見やすく扱いやすい。細かなことではいろいろあるだろうが、ベロシティカーブも変わったようで、より自然な音色変化になったように感じる。

もっとも便利なのが一覧表示でスネアやタムなどのチューニングと減衰を簡単に変えられること。DUMPつまみでタムの音を伸ばし気味にしたり、減衰を無くすこともできる。ただしこれはもともとの音源データの範囲で減衰を最大限残したとしても、それがもともとの生音でありダイナミクスをコントロールして短くするようなイメージである。あくまでもシンセシスで行うわけではないため、もともと無い音は伸ばせない。