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ロシアの内乱 続き

以前いくつかのパターンを書いたが、結局はわからないままだった。

ただ推移をみるとこんなシナリオが考えられそう

①もともとプリゴジンが動いたのか西側が働きかけたのかわからないが、プリゴジンが西側からクーデターを持ち掛けられた。 もちろん資金が動いている

プリゴジンは役者を演じ、プーチンにあらかじめ話していた。プーチン自身もロシア内部に疑念は持っていた可能性がある。そのためプリゴジンは3重スパイを演じた。プーチン自身がKGB出身であり、この手の駆け引きは手慣れたものだったのだろう。

プリゴジンは事前にロシア司令部にSNSで罵声を発し不満を漏らす動きに出た。これはパフォーマンスもあるだろうが、司令部から離反者をあぶりだすための前振り。

④バフムート陥落後、プリゴジンは行動に移した。ロシア軍部の一部がワグネルをヘリで攻撃。ワグネルが数十名の被害を受けた。モスクワへ進軍をすすめ、ロシア軍へもともに行動を起こすように動きを作る。

⑤西側メディアがお祭り騒ぎになった。プーチンがモスクワから逃げたという情報が流れ、ロシアは弱体化していると報道された。

→結果的にはロシア内部の離反行為は大きくならず。

⑥ワグネルはルカシェンコ大統領の説得で撤退した。

 ベラルーシに身を引き渡しとあったが、実際には3日後にはモスクワでプーチン大統領と3時間会談を行っている。

プーチン大統領は、ワグネルを咎めず、愛国者だと謳った。

これまで明かされていなかった事実として、ワグネルへロシアから年間多額の費用が支払われていたことも国民に明かした。ある意味ワグネルという組織を国がオーソライズしたことになる。

プーチンプリゴジンを殺害するという西側メディアの報道は未だ実現していない。

 

こんな流れで、ペンタゴンプリゴジンの反乱を10日ほど前から把握していたと報道されており、出来レース感を感じる。

プリゴジンを使って、いわゆるカラー革命のような偽民主化革命を起こそうと画策していたのかもしれない。たが他と違いプリゴジンはお金で動かなかった。プーチンとの信頼関係が厚く、役者を演じた感がある。本来のプーチンなら反乱に対しモスクワを離れたなど情報を流さないだろう。この辺りも演じていた気もする。

 

おそらく西側のほぼメインイベントだったのだろう。それが不発に終わったためか、ウクライナの反抗についても徐々に成功していない報道に変わってきている。

 

本当に住民のことを考えるなら、停戦が先だろう。いわゆるヤフコメでも変わらず支援だというバカがいるが、お前が命はれよ といいたくなる。

戦争は住民が起こすものではない。殴り合いの喧嘩ならまだしも、武器で破壊など住民が起こせることではないんだよ。