ちょっとマニアなブログ

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ロズウェル マイク Roswell Colares コンデンサーマイク

昨年入手したロズウェルのマイクでボーカル録り。 時間があったのでようやくいろいろ設定を触ってみた。このマイクは単一指向性で2段階のローカットスイッチと-10dbのパッドスイッチがついているだけのシンプルな構造。

有名なビンテージマイクであるテレフンケン Ela m251チューブマイクのリスペクトを受けて開発したFETマイクと記載されていたが、正直よくわからなかった。

これまで常にパッド-10dbにして使っていたが、今回パッドを外すことで音が変わることを実感した。単にレベルが変わるだけでなく、なぜか粘りのある倍音が増えているように感じた。これは実際に使ってみてなんか音が違うなと思って、サンレコなどのレビュー記事を読んで仕様であることを知ったという無知な状況だった。

実際にこの状態で歌録りして、以前一度使ったチューブマイクのような粘りのある音になる。もちろんこれがフィットするか否かは曲や歌い手で選ぶ必要はあるが、ノイマン系でもない特徴的な音であるのは間違いない。正直ほとんど認知されていない新しいマイクブランドの割には販売価格は高いとは思うが、本国サイトの販売価格が日本円で163,000円なので日本国内販売価格が税込み17万円ちょいなら良心的かも。ちなみに私はセールで13万円ちょいで購入したので、本国より安かったということになるな。

いずれにしても1本目に選ぶマイクではなく、ノイマンAKGの定番的なのを1本持ったうえで所有したほうがこのマイクの価値がわかるのかもしれない。

 

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