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独裁主義と民主主義

瓶世界を分断させるのに西側は民主主義と独裁主義の戦いなどよく言うが、いわゆるアメリカは民主主義の国と名乗っている。

ロシアのプーチンや中国 周金平は独裁者だとも言う。

ところが今のアメリカの情勢はそんなものではないようだ。

民主党共和党の二大政党制のアメリカだが、民主党は革新左派、共和党は保守右派といわれるが、現実的には双方に同様のグルーババリズム勢力があり、基本的には見せかけ的な二大政党制が続いていた。多少なりとも共和党には右派も根強くあった中で、トランプがナショナリズムを掲げ、その結果共和党の右派勢力は強まってきているのが今の状況だろう。共和党の見せかけの右派はRINOと言われ、重鎮のミッチマコーネルなどがその代表格。先日下院議長を下ろされたケビンマッカーシーも左寄りであった。

独裁者と言っているプーチンとトランプは基本的に同じような方針を掲げており、ナショナリズムを中心においている。

さてなぜグローバリズムが問題なのか?

グローバリズムへの動きにはいわゆるグローバル企業の台頭が背景にある。もちろん背後には国際金融資本が存在する。グローバル企業にとって国境などは不要で、関税や規制を無くしたいのは当然だろう。グローバル企業を成長させていく上で、国家や国民を中心に置くナショナリズムは邪魔な存在なのだ。

これまで日本がやってきた郵政民営化、NTT解体、TPP、過去の減反政策なども全てつながっていると思えば良いだろう。

先進と言われる西側諸国は、世界の平和と幸せのような嘘で塗り固めた理想論を掲げ、グローバルな民主主義が正義だとしているが、国家の安定と国民の幸せを第一にしたナショナリズムな考え方に対して、ほぼ確実にメディアは独裁者と呼ぶ。

トランプ、プーチンハンガリーのオルバン。メディアが叩く逆がナショナリストだと考えるのが妥当だろう。

このようにアメリカは対ロシアなど対外的な戦いだけでなく、国内でもグローバリズムナショナリズムの戦いが始まっている。これは2024年の大統領選挙でクライマックスを迎えるのだろう。

果たして正当な選挙が行わせるかさえ見えない情勢だが、国民のことなど一かけらも考えない岸田が失脚するにはアメリカでナショナリズムが台頭することに期待するしかないと思えてしまう。もう世も末だ