ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

コロラド州のこと

嬉しそうに日本のメディアも執拗に報道しているが(バイデン関係はすぐにトップから隠すのがヤフーニュース)、トランプ大統領候補がコロラド予備選挙での候補者名から削除される判決が出たようだ。理由は合衆国憲法修正14条で国家に反乱した人間が公務に就けないとするもの。南北戦争時代以降に使われたことが無い化石的な法令のようだ。ただしこれも明確な結果ではないため、結果的には彼らの感覚による判断だ。(実際にジャックスミスが起訴している内容でも反逆罪は適用できていない)

今回の判決には、期限があり1月4日までに連邦最高裁が扱わなかったら適用される。

大半の見方では、最高裁はこの判決を覆すだろうと言われているが、仮に覆らない場合も予備選挙でしかもコロラドだけで負けてももともと民主党の牙城であるため影響は少ない見込み。ただし他の州への広がりなどは懸念材料ではある。

どうもコロラドの判決には、慈善事業家であるジョージソロスの資金が流れているとの情報もあった。まあそんなものだろう。

ネオコン勢力はトランプだけは避けたい。そのためにはあらゆる手を使う。今回の件でも裁判で明確に反逆罪の判決が無い中で、このような判決は相当いかれているとしか言えない。

もちろん逆効果で、イーロンマスク含め著名人も多くの反論を残している。いつものっようにトランプの支持率が上がるのだろう。この3年で大衆にも変化が生まれた。もしかしたらこの4年間トランプからバイデンに変わったのはむしろネオコンを表に引っ張り出すのに有効だったのかもしれないと思えてくる。パンデミックウクライナイスラエル、アフリカ、アメリカ、そして日本で起こっている問題の根底は同じなのだ。

欧州も同様にすすんできたが、イタリアの極右と言われるメローニ首相が出てきたことなども後押しして、EU内でハンガリーのオルバン首相がこれまで以上に強く発言できるようになったことなど、世界的な情勢は保守(正しい意味での)が台頭しつつある。日本人でよくロシアを左だと思っている人も意外に多いが、プーチンロシアは左ではなく、単にナショナリストである。国家を優先しているだけで、バイデン政権を中心とする勢力のほうがむしろ共産主義と考えたほうがいい。

いずれにせよ、来年のアメリカ大統領選挙は世界を変えるための選挙だと考えられるレベルになる。トランプはネオコンを根絶すると宣言した。プーチンはクラウスシュワブを犯罪者として逮捕すべきと語った。年明けにはエプスタインの170名の顧客リストが明らかにされ、犯罪めいた取引に関係していた大物の公表が控えている。

もっと世界の沼は深いが、まず第一層にある世界の沼の悪者が少しづつ表にでてきているようで、少しは明るい未来がくることを期待したい。