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ナショナリズムとグローバリズム

グローバリズムというワードはいつから言われだしたのだろうか?

地球規模で考える、、何か素晴らしいことのように感じられる。

その反対がナショナリズム。なんとなく自己中心で独裁国家のように感じられる。

第二次大戦後 日本は大きく変わった。企業の終身雇用は撤廃され、実力主義的な評価制度が台頭して、容易に社会から切り捨てられる。大家族から核家族化し、個性を優先するために個人を中心に置く。女性の社会進出を促し、地域社会とのかかわりを分断。子供の教育も親や地域と学校から、塾や予備校に、その原資のために夫婦総出で働く。みんなが必然ではない大学に行くことで、大学の価値は低下。学歴競争が激化する。

大学出ても一流企業に行けるとは限らず、一流企業に入っても所詮はごく一部の人間のみ経営層で転職組も多い。一流大学出ても仕事ができるとは限らないので結局は終身雇用にはならない。

企業収益を確保するために、賃金はカット。経団連は政府を組んで消費税を容認。海外ビジネスの大手は逆還流で収益を上げて、消費税は下請けの中小に丸投げ。中小企業は収益が悪化し、大部分の日本人は賃金が上がらない。

税金でアメリカの国債を買わされ、海外への支援だという名目でお金を吐き出し、国の借金は国民の借金だと勝手にすり替えられ、増税される。年金基金なるものは有効活用の名目で投資という名の博打に回され、海外投資家の巻き上げられて、責任の所在も明らかにされず、足りないから払えないとう国家ぐるみの詐欺にあう。

挙句の果てにやれNISAだIDEKOだと、年金不安に陥っている国民に無税だと煽りながら、自身で老後に積み立てろとメディアを使って大宣伝。まだ始まったばかりだが、バブル崩壊リーマンショックをみんな忘れたのか?60代以上が無理なのはバブル知らない若い人を騙す目的なのか? 頑張ってNISAで毎月少ない給料から積み立てた結果老後を待つまでもなく、株価暴落で海外資本に持っていかけるのだろう。

これが資本主義とグローバリズムの実態。

夫婦別姓も家族制度の崩壊に向けた手立て(別にそれがどうかって話ではない)。家族制度の崩壊ことが地域コミュニティの崩壊につながり、人とのリアルなつながりを分断することで反発や団結を阻止できる。暴力には反対主義ではあるが、武力を全面否定する報道も含め、現代版の刀狩であり、反政府クーデターを阻止する目的もある。

政府や国家権力を信じていた時には何も疑問に思わなかったことが、そこに疑問を一つ持つだけで、モノの見方が変わる。

冷静になって、今の政府が国民を大事にしていると思うか? それだけでわかることも多い。

いろいろ言われているトランプ前大統領やプーチン大統領は独裁者というマスコミにレッテルを貼られているが、スピーチを読む限り、他国への干渉を避けてナショナリズムに徹すべきという考え方である。

とは言え、トランプが復権しても、やはりネオコン勢力ともある程度付き合うだろうから日本への負担増は要請する可能性は考えられるが、この時に日本が自衛強化を強く言えるか?その姿勢が取れるのかが問われるとも感じる。

いずれにしても、大きな変化の波の中にいて、次のステップを考えていかねば日本に未来はない。