カリブ海の島国ハイチが大変な状況になっているようだ。
ギャングのリーダーが首都を占拠し、犯罪者を開放したり死傷者が多数でているようなニュースが流れた。何か情勢不安が起こった背景にいつもながらネオコンが絡んでいるのではないかと思ったらやはりそうだった。
カナダ人ニュースさんで丁寧に解説されているが、過去の経過はいくつかのサイトでも書かれていた。
独立までの経緯は別として、本来は農業など第一次産業で成り立っていた国家だったが、1990年代にクリントン政権ファミリーが手をつけたことが発端のようだ。
支援的な名目でハイチに対しアメリカが関税を下げさせて安い米を輸出した結果、農業は衰退し、食料自給率が急速に悪化した。都市部へ国民が集中する結果に。
その上選挙にクリントンファミリーが関与し、親米政権を樹立する、ネオコン勢力が儲かるような投資を行った結果今に至っている。
世界中の問題に必ずと言ってよいほど、アメリカを中心に西側、その上には国際金融資本が存在することはもう隠しようがないだろう。
