ちょっとマニアなブログ

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現在機材セットの紹介など

まだ補強したい気持ちはあるが、当面これで満足かと思われる機材構成となった。

マイクは現在Neumann TLM49だけなので、Audiotechnica AT4050あたりが欲しいところではある。

構成的に歌を中心に音の入り口にはこだわっている。マイクプリはRupertNeveDesign Portico511でHI-Z inもないシンプルな構造ですが、SILKは搭載されているので、素直な音から少しニーブらしい色付けもできるのでかなり良いです。もちろんSSLも良くて、ややパキッとした音なので歌い手や歌に応じて使い分けもできます。RupertNeveDesign551のEQは別になくても何とかなるのですが、録り音がある程度作れるのは便利なのも事実。Elysiaコンプはこれまで書いたようにかなり汎用性が高いですね。いずれにしても録り段階での品質が最も重要ですし、3つともローノイズなので安心して使えます。ミックスについては、プラグインで90%以上音作りが完成しますが、この機材セットの優位性はデジタルなミックスにサミングでアナログを挟める点です。業務スタジオではProToolsからフルサイズのSSLコンソールなどを通してミックスしたり、コンプやEQなどハードを挟んで最終仕上げることが主流かと思いますが、もちろんそんなレベルと比べればショボいですが、16トラック(1-4モノ、5-16ステレオ)レベルの制約はあっても、バスを上手くまとめればサミングで同様のことができます。

SSLのバスコンプも簡易仕様ながら使えるし、今回のバージョンアップでElysiaもマスターバスに挿せます。

もちろんAD、DAの性能で言えば、SSL BIG SIXのレベルはそこまで高くないと思いますが、全体バランスから言えば、必要十分だと感じています。しかもUSBケーブル一本でPCと接続できて、配線などのストレスなく簡単に作業ができるのは最大のメリットだと思います。

BIG SIXも私が購入した時より、10万円ほど値上がりしましたが、4つのSSLマイクプリを搭載した、16chサミングミキサーでバスコンプも付いていると考えるとかなり良いと思います。もちろんオーディオインターフェイス付でデジタルエフェクトが搭載され、もっと安いミキサーも存在しますが、アナログ部分のこだわりを考えるとSSLはさすがだと感じています。機材が増えすぎると判断に時間がかかることも含め、当面このセットを使うこんでいこうかとは考えています。

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