以前から持っていたNative Instruments Komplete Uitimateシリーズに入っているピアノ音源であるMARVERICK。説明によると1905年にプロイセン王国の国王のために作られたピアノのサンプリング音源らしい。ライト兄弟が飛行機で空を飛んだ2年後のピアノとは、、すでにレトロ感を感じるが、音もかなりレトロ感を感じる。
この音源 ほとんど使わないのだが、たまにジャズっぽいサロン系の音源を作るのに試してみたが、メローな音にはちょうどいい感じだった。スタジオでクリアに演奏する音には向かないし、ポップスのバッキングなどにも不向き。用途は狭い感じではあるが、まあこれはこれでありかも。NIってこれにしてもGiantにしても、王道ではなく思い切り端っこを攻めてくるのが笑えるよな。
普通のスタインウエイやヤマハなどは、他メーカーからもいっぱいリリースされ、飽和状態である中なのでこのような端っこをせめてくるのだろうか?
ただKopleteのように全部入りを購入するユーザーにとっては、どちらかというと王道を中心に攻めてほしい気もする。