手に入れてようやく半年近くになったBIG SIX
チャンネルコンプやEQなど割り切った設計なのでもっと詰めたいとかはあるが、現時点ではかなり気に入ってハマっている。もう一度欲しいとまで思える機材は最近ほとんどなかったが、これは欲しいと思える。もちろん余程新たに凄いのが出たら別だが、手放す気は無い。
むしろ割り切っているから使いやすいとも言える。サミング時に最大モノ4、ステレオ6の16トラックまで対応。うちステレオ2つはボリュームコントロールのみと不便ではあるが、あらかじめDAW側で各チャンネルに送る音を決めてグループバスを作っておいて、最終バランスと少しの音補正のみサミングで行うことにしている。
ボーカル、ベース、キック、スネアだけモノにひて、あとは楽器ごとのバスにする。15,16はエフェクト返りのみに使うなど、ほぼ作業が確立されてきた。
バスコンプはトータルに軽くかけると本当にうまくまとまる。あとは使った音をDAWへ戻して録るだけ。
これがPCとUSBケーブル一本で実現するなど考えられないほど便利。
内蔵空間エフェクトがあればモニター用に便利だと思うが、アナログ回路に重点を置くのがSSLとしてあるべき姿なんだと思う。スーパーアナログプリアンプも十分に使える音であるし、これ以上は望んではいけないかな。
気になるのはトップにあるモノインプット。埃などあるので使い勝手はあるが、背面で良い気もする。