ちょっとマニアなブログ

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ペンタゴンペーパーズとスポットライト

iPadを買ってから通勤時に映画を見ることがある。wifiなのでプライムビデオをあらかじめダウンロードしてから見るのだが、最近見たこの2本。基本的に事実に基づくスクープもの。メディアがちゃんと権力と戦っている。

ペンタゴンペーパーズはベトナム戦争アメリカに勝ち目がないことなどを分析した機密書類漏洩を描いたもの。時の政権「ニクソン」は新聞社に圧力をかけて潰そうとするが、社運をかけて反抗したことに対し、結果的に他社も追随し、メディアが圧力に屈しなかった事例を描いている。スポットライトは政権というより「バチカン

カトリックの神父による児童虐待事件を追ったもの。この件も初期は教会を敵に回すことに対し諦めていたが、正義という信念をもって慎重に調査しスクープ。

結果的にカトリック教会ぐるみで神父を擁護していたことも含め、最終的に大規模な犯罪をあぶりだした。

何がいいたいか? これらの話は事実に基づいている。ただたとえばこの2つの話。

ベトナム戦争ウクライナに置き換えると、多くの人はロシアが勝っていると言えば、陰謀論者とレッテルと貼る。カトリック神父の件も、例のピザゲート事件やアメリカでの人身売買事件と置き換えると、同様に陰謀論者と言う。

映画の2例は歴史である。歴史の事実から見ても、簡単に陰謀論とレッテルを貼るのは歴史から学んでいないことに他ならない。

性善説では語れないことも多くあるのだ。

ワクチン問題でも、ようやく少しづつワクチンに対する否定的な意見が出てきた。

これでも2年前に同じことを言えばお前は陰謀論を言うのか?と叩かれた。

ちなみにいまだにワクチンやマスク信者はいるのだが、、

ウクライナの件も、ようやく海外メディアではウクライナ劣勢が言われるようになってきた。表に出だしたら今までの陰謀論者扱いなど無かったことのようにふるまう人が多く、ちょっとあきれる。

パンデミックの最中に、SNSに書き込んだ独り言に対し、お前は海外論文を読め と言ってきて、それ以来 完全に遮断してきた知り合いがいた。まあそんな人に価値を感じていないので問題ないが、論文が正しい。本が正しい。など権威に忠実になる人ほど、自分自身の直観が鈍っているのだろうと思う。

どんな情報でも、一度は疑いながら、いろんな情報を集めて総合的な評価で自分で考えて信じる方向性を見つけ出すことしか方法はないかと思う。

権威を重視する人は、他を見下すもので、そんな人間と付き合う気はない。