ちょっとマニアなブログ

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APOLLOとBIG SIXの併用

前回書いたように機器セットがダメとなった。

まあ普通に録りによって使い分けてもいいのだが、歌録りでシンガーが来た時にはヘッドホンアウトが2つは必要になる。APOLLOには1つしかない。(分岐はできるだろうが)

そのためモニターにはBIGを使いたかった。

デジタルな時代に超アナログ思考であるが、そうなんです。BIG SIXは普通に卓なんですよね。オーディオインターフェイスAPOLLOにするときにはBIG SIXには卓に徹してもらえばいいんです。TWINにしたのでApolloにはモニターアウト以外に3,4のパラアウトがあったんです。

モニターアウトには入力ソースではなく、マスターアウトに出てくるオケを出し、パラアウトに入力ソース(レコーディング時の歌や楽器)のみを出す。

その設定が下記です。

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それから原始的な方法ですが、APolloの各々のアウトをBIG SIXのチャンネルインに立ち上げるというだけのこと。

ちなみにBIG SIXのインプットをフルに使うときは、BIG SIXをインターフェイスにして、サミングする時だけなので実際にケーブルをチャンネルインに挿すことはなく、USBからの戻りボタンを押すだけなので、ケーブルは挿したままでオッケー。

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間違いそうなのでテプラ貼ってますが、これだけのこと。

チャンネルインなので、フェーダーも自由に使えるので、歌録りの際にはオケと歌のバランスを二つのフェーダーで調節でき、キューボックスのかわりにもなる。

しかもさすがのSSL品質なので音もすこぶる良いのでストレスもありません。

サミング時やSSLのプリを使いたいときにはインターフェイスを切り替える必要があるので多少は面倒ですが、Cubaseの操作だけです。しかもこれなら安定性も抜群です。

さて実際にAPOLLOのUNISONプリアンプの610やヘリオスを使って録りましたが、それぞれ癖もありSSLのヘッドアンプとは異なる音です。使い分けするのが良いですが、個人的には本物のSSLのスーパーアナログが好きです。低価格なSSLですが、さすがだと思います。いずれにしても使い分けできるのと、ベースはコンプやアンプシミュを掛け録りできるのがApllloのメリットです。