前に調子悪くなって修理に出そうと放置していたHHB Fatman2。1チャンのマイクプリとコンプレッサー。HHBは今もある英国ブランドだが製造したのは、2012年に倒産した英国のTL audioである。TL audio製品も存在していて、真っ赤なパネルである他は同じ。
コンプをオンにすると歪んで鳴らなくなり、その後同じくFatmanステレオコンプを入手したので使っていなかった。思いつきで真空管を変えてみようとamazonでロシア製のソプテックを購入。上蓋を開けて、ゆっくり外して、差し替えるだけで交換完了。電源を入れてベースを差し込んだところ音が出た。このプリアンプはトランジスタと真空管のハイブリッドのようで、プリアンプ部には真空管はほとんど影響しない構造のようだ。なにせ回路図などないのでわからない。試しにコンデンサーマイクで軽く声をだしてみたが、コンプをオンにしないと音量も稼げず使えない。もちろんファンタム供給もできるが、porticoと比べると全く倍音も少なく抜けが悪い。ベースでは、乾いた音が出て心地よい。まあラインナップで置いとこうかなぁ。
