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ニジェールのクーデター

このところ世界が騒がしい。突然ニジェールでクーデター発生。

報道では現政権を軍事政権がとって変わったとのこと。

正直報道も少なく内容はよくわからないが、ツイッターの情報なども見ると、フランスに対する抵抗的な要素も見えた。近年西アフリカ諸国のクーデターが相次いでいた。

チャド、マリ、ギニアブルキナファソなど

もともとフランス領だったが、結局は植民地に親フランス政府を擁立していたのだろうか? このあたりはもっと調べないとわからないが、、、

いずれにせよ、ニジェールはフランスに対しウラン、石油などの輸出を停止すると発言している。ロシアの国旗を掲げているとの情報もある。

先日 アフリカ諸国とロシアの首脳会議も開催されていたが、ロシアとアフリカ諸国の関係性は強まっている。ロシアのウクライナへの軍事作戦についてもアフリカ諸国はウクライナ支援はしていない。

逆に今回 フランスはウクライナへ介入しているスキを突かれたのかもしれないが、ニジェールのウラン停止は大きな痛手になるだろう。タイミングが遅れたのかは不明だが、今からフランスが軍事介入することは難しいのではないか?

アフリカ諸国は、英国やフランスなどに植民地的な扱いを受けていた。貧困層も多い中で搾取されていたのだろう。もともと原油や金、ボーキサイト、ウランなど豊富な天然資源を持つ国であり、これらが本当に平等に取引されていたのなら、国はもっと潤うはず。それに対してようやくそんな動きになったのかもしれない。

ロシアもそうだし、イラクも、リビアも天然資源の国有化に対し、いわゆる資本家連中が食い物にしようと民主化の名のもとにしたクーデターなどを仕掛けてきた。
仮に独裁国家であっても、国民が幸福に暮らしているなら問題があるのだろうか? どこまでの自由なのかはわからないにせよ、イラクリビアなどはクーデターで国が崩壊し、今も国民が苦しんでいる。石油資源などを西側が奪い取る構図。

こんな現実を知らず生きている人も多いだろうが、食糧危機などの問題も作られたものであると言わざるを得ない気がする。