近年の制作に欠かせないピッチ修正。実は個人的にはほぼCubase標準機能のVariAudioで完結できている。
もちろんWAVESのもの、メロダインエッセンシャル、リピッチは持っているがリピッチ以外は全く手を付けていないレベル。
VariAudioは軽くて、タイミング変更もわかりやすいのでとにかく便利。もちろん音質面ではリピッチのほうが精度は高い。
しかし今回はじめて理解したのはリピッチの威力はピッチ解析能力。低く短い声などは、VariAudioの解析ではピッチが表示されずデータが欠落する。これなんか3割しか解析できていない。これではピッチ修正すらできないことになる。
同じデータをリピッチで解析すると
見事に全て解析してくれる。この差は歴然なのだ。キーが明確なら自動的にそのピッチに合わせてくれる機能もあるため、やはり優秀であった。
ただしこの画面が意外に使いづらく(慣れていないのもある)、タイミング調整が特にやりにくいのが難点である。ただVariAudioで解析できなくても、解析できることが明確になったことは良かったかな。あとは現場レベルでいかに使いやすく活用するかを考えないといけない。