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今の日本

アメリカはドルを交渉の道具として使いすぎた。確かに世界での基軸通貨nはドルである。海外との取引は基本的にドルで支払われる。ドル決済ができないと基本的に輸出入ができず日本などたちまち生きられなくなる。

そのためアメリカの最も重要な貿易商材はドルだと言われる。ちなみにドルは米国の中央銀行が発行するがこの銀行は民間会社。

今回のウクライナ紛争で西側はロシアへの経済封鎖としてドル決済を封じ込めた。これは純粋にドルを武器化したのだ。プーチンが揶揄しているように、本来のあるべき姿ではなくドルに溺れて過度に武器化したことで、ロシアはブリックスを通じ自国通貨での決済をすすめるに至った。もちろん背景にはエネルギー資源や食糧を自給できるロシアの国力があるのだが、ブリックスが拡大し、GDP規模で西側を上回り、マイノリティからマジョリティに変化し、グローバルサウスがブリックス側に回ることで世界の勢力図が大きく変化してきた。中国などはおそらくスパイ的な中途路線だが、中東を中心に明らかに反米色が強まっている。

もちろんドルが一気に没落することはないが、徐々に力を落としてくるだろう。

今の日本はプーチン大統領が明言していたが、西側の反植民地状態に置かれながら同盟国と煽てられ、首脳陣の官邸だけでなく自宅までアメリカに盗聴されていることは世界のリーダーなら誰でも知っているようで、岸田首相がポチになるのは自分を守るためと言えばやむを得ないのかもしれない。しかしそんなアメリカ政府でも世論が反発すればさすがに他国の視線もあるため滅多なことはできないだろう。

次のアメリカにトランプ大統領が戻れば、自国ファーストを貫くし、日本に対していろんな要求もしてくるだろう。その時日本が自国ファーストを打ち出せれば会話できる可能性もある。

正確な情報ではないが、トランプ、安倍時代に、日本は自国を自ら守れと言ったらしい。核配備も否定していなかったようだ。米軍の兵士を他国のために傷つけたくないと言うのが主旨である。そのため米軍を撤退させたい。できないならもっとお金を出せという構図であろう。

日本が本当に独立するには、やはり軍備は必要なのでは? これからの時代を考えるために様々な視点で検討する時期に来ていると思う。

綺麗ごとだけでは解決しない。永世中立国と言われるスイスだって軍備しているし、そもそも彼らが中立国でいられるのは上層部の貴族国家だからだろうけど。