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フランクミュラー トノーカーベックス

フランクミュラーを知ったのは2000年ごろ。

当時オメガ、ロレックスなどが好みとはいえデザインに惹かれたのも事実。いかんせん高いこと、並行差別などでスルーしていた。この後2010年ごろに入手手前まで来て辞めたこともある。この時計、マニアからするとETA製の汎用ムーブメントのローターだ結果プラチナに変えたガワ時計と揶揄される。それは認めるが、それを敢えて無視できるほどデザイン製は高いと思う。よく似た他社のトノーとも一線を引く独特の曲線美。とにかく色気がある。このケースと文字盤のビザンチン数字だけで差別化できている。もちろんユーズドの並行品だが、オーバーホールも今なら何社もやっていて、基本はETAなので、外装パーツ以外は正規じゃなくても問題ない。ガラスも在庫を持っている店もおおいようだ。カサブランカ中心にかなり売れたからなんだろう。

私のはカサブランカではなく、1つ上のラインで、ギョーシェ文字盤が綺麗である。

弱点は、、秒針が分針より目立つので、時間が見にくいこと。これは想定外だった。
トノーカーベックスのサイズはいろいろあって、いわゆるメンズでもっとも小さいのが2852で5850<6850<7850<8880となる。ネット情報では5850のバランスが良いとか、2852が一番だとかいろいろ出てくるが、これは現物を見たほうが良いと思う。
私も当初5850で考えていたが、現物を地元のお店で確認したら結局6850がしっくり来た。手持ちのベル&ロスやパネライと比較するとベルト幅が極端に細く感じたが、時計のサイズ的には幅は狭めだが縦サイズも腕からはみ出たりせず、収まりが良かった。5850とのサイズ差はごくわずかだが、サイズの小さい5850のほうが厚みがあったり、このあたりも自身の好みになるだろう。
いずれにしても、これまで使ったことのないエレガントなデザインで中身はともかく繊細な印象のあるおしゃれな時計なのは間違いない。
機械式時計なのでmovementにこだわる人も多いが、精度などではスマホ電波時計で十分である。確かにその機械がロマンなのかもしれないが、それも結局は自己満足であり、自分自身が大切にしている視点で選べばいいんだと思う。
今手持ちは、このフランクミュラーパネライのラジオミール、ベル&ロスBR03、かなりビンテージな親父の形見のロンジン。それとアップルウオッチVer3。
ロンジン以外の機械式時計は完全にガワ時計のオンパレード。ブランド国籍もスイス、イタリア、フランスと多彩。あとドイツあたりがあれば面白いかも。

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