かなり前になるが、ボルトオンのケンスミスが一時期うちにあった。
仕様はよくわからないが通常はスルーネックなのにこれはボルトオン。
ネック材などは覚えていないが、指板はパーフェローか何か、ボディはトップがウオルナットで裏がメイプルの2層。なので一般的なケンスミスより木材加工度は低く、シンプルな作りだった。ペグやブリッジもクロームで少しチープ。ピックアップは一般的なのと同じようだが、サーキットは違うようだった。
それでも音はやはりケンスミスで結構ゴリゴリな音。ただしそんなにケロケロした印象ではなかった。ボルトオンだったので立ち上がりが速い音で抜けも良かったが、ポジションマークがサイドにしかなくて慣れてないため弾きづらかった。
悪くはないが、スミスとしては少し寂しい印象はぬぐえない。
ケンスミスを始めて知ったのは、中古でみかけた日本製のバーナー。当時8万円ほどだった。それが結構弾きやすくて購入を決めた時点で売れてしまっていた。
それから時がたち本家を手にしたがケンスミス=多弦のイメージが強く、ほとんど弾かない5弦を手にして結局あまり弾かなかった。
今はようやく5弦も使えるレベルにはなったが、やはり4弦のほうが好みとは言える。