もう10年選手になっているトリッカーズのカントリーブーツ。
当時は円高だったのもあり個人輸入で結構たくさん靴をそろえた。以降に買った革靴は４～５年前のバートンだけで、スニーカー2足のみ。
ちなみに革靴に関しては当面買う予定もないし、欲しいとも思わないので今あるのを死ぬまで履きつぶすつもりである。
このモールトン 最近でこそ出番が少なくなったが購入当初は頻繁に履いていた。おかげてダイナイトソールのヒールのみ一度交換している。もちろんそれなりに過酷な環境でも履いているためシミなどはあるが、そこそこメンテしているのでダメージなく維持できているかと思う。
本来はレザーソールのほうが人気は高いようだが、これまでレザーソールで満足した経験がないので、選択できる場合はダイナイトソールにしている。
ダイナイトソールも減りやすいが、雨にも強く、ヨーロッパ製らしいテイストが好きだと言える。
トリッカーズを最初見たとき、こんなダサい靴は履かないだろうと思っていたが、年齢を経て、ようやくこの良さが理解できるようになってきた。コバの出たデカいソール、金属のはと目がついたシューレースホール。洗練のかけらもない。さすがに今でもスーツにこれは無いが、バブアーにチノーズかウールパンツ、ニットセーターかツイードジャケットの少しカジュアルなスタイルはぴったりはまる。
トリッカーのズカントリーブーツにはモールトンとストウがあるが、見た目などに違いはなく革の違いだけ。おそらく見かけるものはモールトンが多いかと思う。
最初はかなり硬いので、長くは歩けないが、履いているうちに自分の足にあって形が作られるような靴なので、履きこんでいくしかない。ちなみにショートのバートンも持っているが、そんなに履きこんでいないのでまだまだ硬く、それなりの年月が経過しているがソールは減っても、アッパーはほぼ新品のような状態である。とにかく丈夫なのでガンガン履いていく靴だと思う。
ただこれも現在の正規価格は10万円を超えている。自身が買った当初は、かなり記憶は薄いにせよ3万円までだった。10万円超える靴をガンガン履けるわけないよな。。
まあ残りの人生の友の一つとして大切に履いていこうかとは思っている。
しかし最近のインフレは半端じゃないな、、
