最近は便利にな世の中になって、オーディオデータにクリップノイズが残っていてもRX10などのノイズ除去アプリを使えば簡単に除去できるようになった。
昔は手作業で一つずつ取っていたものだ。
意外と知らない人もいるかと思うので、実際に最近作業したので書いてみた。
今回はボーカルデータにパチッというノイズが残っていたのでそれを除去するもの。
オーディオデータを拡大するとノイズ箇所は、他の部分と異なる波形を示す。
パチッという音なら高周波なので幅が狭く、ボッというような吹かれ音なら幅の広い波形になる。今回の例は1枚目の写真。
明らかに左右の波形と違う。普通の音なら左右が徐々に変化することはあっても、このように真ん中だけ異なるケースはない。
左側の波形を範囲選択して、コピーし、この部分にペーストすると2つ目の写真になる。これでこのノイズは聞こえなくなる。
このあたりの作業は慣れてくると早くなるけど、楽しい作業じゃないので持っているならRXを使えばいいかとは思うが、まれにRXで除去できない場合などはうまく使えば便利である。