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audio-technica ATH-M50×BT2 Bluetoothヘッドホン レビュー

このヘッドホンはなかなか便利な感じ。付属品はUSB-C→USB-Aの短いケーブルとステレオミニジャックタイプのケーブルとキャリングポーチとなる。

USB-C→USB-Aは充電用でアダプターは付属していないが、普通にスマホのものなどを使えるし、今回は石橋楽器のサービス品もついていた(使っていないが)

ステレオミニジャックはワイヤードで使うためのもの。ゼンハイザーAKGなど専用仕様が多い中で普通にミニジャックなのは汎用性もあり便利。もちろんリケーブルも簡単である。充電は満充電で50時間とあるので数日間は充電なしでいけそうなので2泊程度の旅行ならそのまま使えそう。

スマホとのブルートゥース接続はボタン1つを押して、スマホ側に表示された機器名を選んで接続するだけ。全くマニュアルを読まずとも数秒で接続できた。

肝心の音質は低域ブーストされた色付けでドンシャリ感はあるが、解像度や広がり含め悪くない。細かな音も聞き取りやすい音質。傾向的には音が近いCD900とオープン型のゼンハイザーHD600とも違うヤマハに近い感じ。近すぎず遠くもない密閉型である。

若干違和感を感じたのはパッドの大きさ。耳に完全に被さる形状だが若干小さい感じ。ヤマハの装着感に似ているがそれより小さい。この辺りは個人差や好みもあるだろう。

いずれにせよ2万円くらいのワイヤレス兼用のヘッドホンとしてはオーストリアンオーディオより使いやすい。ちなみにコネクトアプリでEQ処理もできるので低域を若干下げぎみにすると程よいバランスになるかと思う。ノイズキャンセル機能はないためシンプルであるし、マイクなども内蔵しているようなのでかなり利便性のあるコスパの高いヘッドホンだと言える。このあたりの卒なさがオーテクらしいと言える。結論的にノイズキャンセルにこだわらないなら1本持っていて、自宅と外で同じ傾向の音でモニタリングできるという理由で選ぶのも悪くない。

 

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