これもWAVESでは古くからあるプラグイン。Universal Audio のLA-2Aのシミュレートプラグイン。UAといえば昔のUREIの1176が有名すぎるが、これも同じくらい一般的なものである。現在の価格は高騰しハードは60万円以上するのでとても手が届くようなものではなくなってきた。真空管の入ったレベリングコンプで派手に効かせるようなものではないが、歌をやわらかく持ち上げたりするのによく使う。
ゲインを上げ下げして、ピークリダクションを左右に動かすだけのシンプル設計。リダクションを強めるとゲインは下がるのでゲインを突っ込むとよりコンプ感が強くなるようなイメージ。アタックもリリースも固定なのであまり神経質にならず、気に入ったレベルにすれば良いだけ。正直これに関してはWAVESより本家のUADプラグインのほうが忠実で良い音だったが、今はアポロもないのでこれで我慢している。まあ違いはあるが使い方次第なので、無理してまでそこにこだわる必要はないかと思う。
