ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

最近の歌録りと音作り

これから数件歌録りが続く予定。

今回1件目。以前リリースしたHALさんのオリジナル2曲目。

今回はバラードでピアノと歌だけの部分もある。

マイクは前回同様にMXL Genesis チューブマイクを選択。

このマイク中古で安く買ったが、コスパは相当高い。

中華製MXLとしては新品6万円アッパーはフラッグシップのようだが、テクニカの4040以下の価格で手に入れたのでよりお得感を感じる。

女性ボーカルにはやや太めでウオーム。ノイズもほとんど問題ない。

チューブっぽい部分的な歪感は感じるが、歌にエッジが効いた感じになってちょうど良い。録りの際は、BAEのプリを通してBIG SIXにLINEで送るだけなのでコンプも使用しない。自身のスキルもあるのかと思うが、通常の歌録りでコンプは無くてもいいかと思っている。以前使うこともあったが、結果的に使っていないほうが良い音で録れていた経験もあり今はそこまで必要だと感じていない。SSL BIG SIXのチャンネルコンプも少し効き方が好みではないため入れていない。

5テイクで完了。ピッチは多少修正したが、タイミングなどはほぼ無修正。テイクも最後の2テイクの範囲で選択した程度。

音作りだが、やや低域が重いのとハイの抜けが欲しかったので、マルチコンプC6とLINDEL80を挿している。LINDEL80はハイを若干持ち上げる程度。あとはマルチコンプを中心に作っている。ちなみに今回挿したのはこの2本とボーカルライダーのみ。

手抜きもいいところだが、ボーカルライダーは可変幅を調整して、FASTを選択してあとは完全にオートとした。

最終的に2番、サビなどはボリュームカーブを手書きしているので、このボーカルライダーは大枠のコンプ的な役割である。

センドでabby road REBとbx2500deley。

録り音の完成度が高いと、あとあとのプラグインなどはほとんど不要である。