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西側諸国がウクライナに送った武器でロシア国内の攻撃を許すということ

ロシアがそもそも侵攻したからいけないとか言う人が未だにいるが、国家間の問題なんてそんな子供じみた単純なものじゃないのでそんな人は無視する。

これまで殺戮兵器をウクライナに送っていた西側諸国(日本も殺戮じゃなくとも自衛隊の装備品を送ったで既に敵国である)だが、今回これをロシア国内に使用しえ良いとするニュースがあった。

これまでは勝手にウクライナが使ったと言えばグレーだったが、これで完全に国際法上では戦争突入とみなされる。プーチンがそのような発言をしたのは国際法では論理的。

これで形式上はEUもロシアに宣戦布告したことになる。

ロシアが自制するか否かは別として、北朝鮮への訪問、ベトナムへの訪問。ロシアは既に西側にすり寄る政策から、グローバルサウス、グローバスイースト、BRICSを介し中東との連携にシフトしている。これらの国には天然資源があり、食料がある。GDPも西側を上回った。ロシアのGDPが日本を抜くなって数字の遊びとか言うメディアも見かけたが、そんなことなど大した話ではない。ロシアが大きく連帯体制をとったことが大きなことなのだ。

サウジも自国通貨での原油取引を開始したが、ペトロダラーが弱まってくるのは当然の流れになる。ちなみに日本円は既に負けまくっているが、ドルも決して強くない。むしろ弱くなっている。

この流れで第三次大戦に向けての準備をロシアが整備しているとすれば、日本はアメリカに追随するしかなくなり、気が付いたら時遅しとなる。

北朝鮮と韓国の関係も良くない中で、北朝鮮はロシアという大看板を得た。本当に危機感を持つべき時期である。岸田政権が北朝鮮訪問したいというのは間違いではない。拉致問題の解決のためではなく、国交を少しでも正常化することで敵ではないとしておくことだ。今のアメリカ政府に逆らえるとは思えないが。いずれにしても今世界大戦になればアメリカは勝てないしEUにもそんな力はない。

マクロンが失脚し、スナクが失脚すれば少しはブレーキとなるだろうから、トランプが戻り少しは時間が戻るだろうから、それには期待している。

その時点で岸田は消えるから、そこから今の方針を変えていくことができれば間に合うかもしれない。

ただそれまで持つのか?