ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

トークボックス

トークボックスと言っても、知ってる人は少ないと思いますが、正確にはトーキングモジュレーターと呼ばれるエフェクターの一種です。構造は至って単純で、簡単に言えばコンボ型のギターアンプみたいなものを、音が漏れないように箱に入れて、ビニールパイプからその音を流し、口に加えて、口の動きなどで音をコントロールするものです。70年代にピーターフランプトンがShow me the wayというヒットを飛ばしました。彼はギターを使ってましたが、ラリーグラハム御大はベースでも使ってます。

といいつつ第一人者は今は亡きロジャートラウトマンでしたね。彼はZAPPというオハイオファンクバンドを率い、シンセに繋いでメイン楽器として使ってました。ロジャーが好きでかなり前に、ジムダンロップトークボックスを買いましたが、プリアンプとパワーアンプが別に必要で、使いにくく処分しました。

その後2年ほど前にどうしてもまた欲しくなってネットで情報を集めてたどり着いたのがこれ。ロックトロンのバンシーです。こいつはプリアンプ、パワーアンプ内蔵なので、シンセなど楽器を繋ぐだけですぐ鳴らせます。しかもそれらしい音になります。

シンセの音は使う音で向き不向きはありますが、この世界で一番人気は今は廃番のヤマハDX100のようです。シンプルでアタックが強めの音ならなんでもいけると思いますが、、今でもDX100を探してる人が多いようです。

ロジャーも使ってたとか、、

ただ音は鳴りますが意外とコントロールが難しく、ロジャーのように言葉を聞き取れるようにするにはかなり練習が必要です。レコーディングで使いましたが、正直マイクはなんでもいいし、ロジャーもAKG-C414あたりを手持ちで使ってる動画が残っていました。

もしトークボックス欲しいなら、これを買うのがベターてすよ。

f:id:katoaudio:20200812140844j:image