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UVI Synth Anthology4 を入手した。

Twitter(今はXか)でも少し話題になっていたのもあり、UVI Synth Anthology4を手に入れた。新バージョンの発売記念価格で本家サイトで89ドル(通常149ドル)で日本円にすると13000円くらいだったが、円安の影響もあるのか日本代理店では11000円(通常18000円)のほうが安いという有難い状況だったので、迷わず代理店で購入。

UVIは以前Digital Synsatihon1と無料キャンペーンでもらったのと、Prime8という808音源も無料でもらったので、これまで有料では入手していないという状況だったが、これでようやくお布施した形になった。

今のUVIはUVI Portalアプリで管理されており、すでに使っていればこのポータルにシリアルを登録すればダウンロードとインストールができるので作業自体は簡単。まあデータ量は20ギガ程度あるのでDL時間は少しだけかかる。

オーソライズはiLokアプリで行うが、 UVI Portalアプリに登録すると該当のiLok IDで間違いないか確認してくるので、間違いなければそのまますすめればILok登録も同期する。ただしiLokを立ち上げて、指定場所(PCなど)に手動でオーソライズする必要はあるので注意。

最近のUVIはUVI Workstationのエンジンで動くものがほとんどのようで、Digital Synsatihon1やPrime8と同様にUVI Workstationを立ち上げるとSynth Anthology4も表示される。まだ使い込んだ訳ではないが、これはなかなか優れもの。

同社のVintage Voltの音源なども含めセレクトしているようだが、新旧多くのシンセサウンドが格納されている。もちろん機種からも音源が選べるのでそれも楽しい。ただ全機種まんべんなく音源数があるのではなく、k250やCMIなど少ないものもあるので、もし機種にこだわった利用を考えるのであれば、他を選ぶ方が良い。

このSynth Anthology4の真価は、プリセットサンプリングシンセを並列に使って、双方のバランスを変えたりして欲しい音を作れる点。

昔よくやったシンセのレイヤー音を異なるメーカーで実現できて、そのバランスをとって音を作るのもSynth Anthology4だけで完結できること。

単純なものでパッドとベルの組み合わせのようなことが簡単にできる。

音についても、フィルター系やアンプ系は動かせるので、よく使う操作はサンプルベースであってもできる。このあたりはIK Syntronikとも似ているかと思う。

一番の売りは、かなり幅広いシンセ数を扱っていることだろう。この価格なら持っていても損はないかと思う。

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