IZtopeのバンドルを購入した際についてきたリバーブで、これとR4はユーザーインターフェイスが酷似している。
Exponential Audio はレキシコンにいた開発者が立ち上げたブランドらしく、長年の経験を活かしたプラグインのようだ。R4は2017年の発売当初は3万円以上していたようだが、今となってはおまけプラグイン的になっているのが少し悲しい。
PhoenixVerbはR4の下位になるようだが、今の空間系と比較してCPU負荷が軽く、気軽に刺せるのが良い。音はレキシコンというよりごく素直なリバーブといった印象。
プリセットが多いのも特徴だが、自分にとっては1つの画面にほぼすべてのパラメーターが表示されていて、かつグラフィックイメージも表示されているためこんなリバーブがほしいと思ったときに、より簡単に求めた音が得られることかと思う。実機のシミュレートタイプはテンションは上がるけど、パラメータを変えるのにページを変えたりする必要があるなど意外に不便なことも多い。なのでプリセットを使うケースが増えるが、これとかR4は最初からでも音作りする気がする。
軽いのでパーカッションやスネアなどのトラックに直挿しすることが多い手軽なリバーブとして重宝している。