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SSL BIG SIXでレコーディング時にDAW側のエフェクトを活用してみた 

機材を整理してシンプルなシステムにすることも目的として導入したSSL Big Six。

UA Apolloでは難なくこなせていた歌録り時のシンガーへのリバーブなどのエフェクト返しができないことに気が付いた。

もちろんCUEアウトとEXTインを活用して、アウトボードエフェクトで対応すれば済むのかもしれないが、直接録りに使わない機材を増やしたくないのもあり悩ましかった。

それでこの方法を試してみた。

概要はBig SixのCUEアウトをUSBを介してDAWに送り、DAWにAudioトラックを追加して、そのAudioトラックのインをCUEアウトに充てた入力チャンネルにする。

Audioトラックにプラグインエフェクトを挟み、そのトラックだけダイレクトモニタリングの設定にする。BIg SixのEXT インをUSBモードにすることでCUE信号からDAWのAudioトラックを通ったダイレクト音が再生されるという流れになる。もちろんこの再生音にはレイテンシーが発生するため、歌を録るAudioトラックとは別のトラックとして、プラグインエフェクトの設定も100%WETにしておく。原音が混じらないのでレイテンシーもそこまで気にならないレベルとなり、歌録りの返し程度なら難なくこなせる。

慣れるまで、Big Sixの設定はわかりにくいが、これでなんとか機材の追加は避けられた。まあアウトボードリバーブも往年のレキシコンの名機なら欲しい気もするが、正直そこまで使わないんだろうな。

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