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SSL BIG SIXでリアンプを試してみた。 solid state logic big six

AMEKのプリとコンプを使ってリアンプは行っていたが、機材変更して今回初めてSSL BIG SIXでリアンプを行った。
このセットでのリアンプは至って簡単。DAW側からのアウトをモノラル音源の場合、SSLのCH1~4、ステレオの場合ch5,6~ch9,10のいずれかを選択する。Cubaseのインアウト設定をあまり煩雑にしないためにも、モノラルch1、ステレオch5,6に固定して使用している。まあハード機器なのでできるだけ分散して使ったほうがいいので、都度チャンネルを変えるのもありかも。
DAWでアウトプットを選択したら、BIG SIX側のインをUSBに切り替えると該当チャンネルにDAWから信号が流れる。あとはその音をモニターしながらEQなどで音を作る。
ここで注意が必要な点だが、メインバスにDAW側から返ってくるモニター信号(リアンプ以外の信号でEXT2から返ってくる音を混ぜず、モニターにだけ返すようにする。

そうすればメインバスにリアンプしたい信号だけが流れるので、メインバスはG-busコンプをかけることができるので、コンプを通した音でリアンプができることになる。

1~4のモノラルチャンネルには簡易なチャンネルコンプが搭載されているが、ステレオチャンネルには搭載されない。結論としてこのチャンネルコンプは歌やギター、ベースなどの楽器を録る際に軽く抑えるために使うものだろう。

リアンプの際、DAW側のインプットはch15,16がメインバスにつながっているのでデフォルトで録ることができる。

今回やって思ったことは、以前と比較して単に3バンドの固定EQであっても、効果的な使い方ができた。なかなか面白い機材だと思う。

 

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