最近よく耳にする言葉でネオコンというのがある。
今のアメリカを動かしている勢力の考え方でネオコンサバティブの略のようだ。
新保守主義と和訳され、保守主義??という疑問も生まれるがそれもそのはず。
ネオコンの発祥はトロッキストといわれる。トロッキーはソ連時代にレーニンと権力闘争し結果的に敗れてメキシコで暗殺されたユダヤ系の思想家。
社会主義革命を独立した国で行おうとしたレーニンとその意思を継いだスターリンに対し、世界革命が必要だと考えていた。難しいことはちゃんとした書物に任せるとして、彼らの考えはグローバル化と目指しており、自国第一主義のナショナリズムとは逆の考えとなる。なので保守ではなく真逆の左派と言える。これがコンサバティブと名乗るからややこしい気もする。
考えてみたら私自身も長く生きてきて、ある時期からグローバル社会の実現とかいう風潮が出てきていて、それが正しいんだと何も考えずに思い込んだいたのが恥ずかしい。
ちなみにこのネオコンの一角が現在のアメリカ政府に入り込んでいると聞く、国務大臣のブリンケン、国務次官のヌーランドなど。彼らは生粋のアメリカンではなくウクライナ系だったか東欧系のユダヤ人らしい。アメリカ政治の中核を東欧系が牛耳っているというのもなんとなく違和感がある。
ウクライナ系でその昔ソ連時代にもユダヤ系は迫害を受けたこともあってか、彼らがロシアを憎むのだろうか。いずれにしてもこんな世界観 日本人にわかるはずもない。
ヨーロッパの各地で迫害を受けてきたユダヤ系など遊牧民族の歴史館もわからないし、宗教感としても、ユダヤ教、カトリック、プロテスタント、イスラムなど日常的に触れているわけでもなくわかるすべもない。
なのに民主主義の戦いだとか、意味不明のスローガンで支援し続けている。
ちなみに自分自身は、わからないからどちらにも加担したくもない。