歌録りに使うコンデンサーマイクのことを少し書いてみる。
今手持ちは3本。少しお高めもあれば安いものもある。
今あるのは、Chandler Limited TG Mic 、MXL Genesis Tube Mic、Lewitt 440flex。
これまでに使ったことのあるものは下記
Neumann TLM103、Peluso P-87、Blue Baby Bottle、Blue Blue Bird、AKG C-214，Audiotechnica AT4040。他にもあったけど思い出せない。
初めてTLM103を使ったときは衝撃だった。とにかくクリアで密度のある音で録れる。それまでのC-214より音が前にでる印象だった。
その後クローンとして評判だったPeluso P-87を買ったが結局103のほうが綺麗に録れた。Peluso P-87はちょっとこもり気味でクリアではなかった。
その後初めてのチューブ、しかもユーズドで3万円程度でMXLを買って、マイクをより知ることになった。GENESISSは安いが、チューブらしい粘ったような音でノーエフェクトでも使えてしまう。3万円でこれなら何の問題もない。ちょっと高かったがChandlerはチューブにもちょっと似た風合いで、粘るような中域、音も太く前に出る。しかもEQである程度音も補正できるので便利。だがTLM103のようにクリアに感じない。
ただ実際に歌録りで使ってわかったことが、クリアでいかにもコンデンサーマイクっぱおいシャリシャリした感じが良いとは限らないこと。
オケに対しどう存在感を出せるか、歌として良く聞こえるかが大切なんだと思う。
Lewitt 440flexも中古で2万円くらいで買ったが、本当にクリアでマルチパターンに対応しているので便利だし良いマイク。いかにもコンデンサーらしくクリアだが実際に歌に使うと存在感が薄い。もちろんこの辺りは声や曲にもよるので一概に言えないが、マイクって視聴とかでわかるようなものでもないなと実感した。
どちらにしても価格が上がったな。Lewitt 440flexも54,800円。C214より2万円くらい高いんだ。MXL GENESISS も今見たら62,800円だと。Chandler Limited TG Mic なんて356,000円もするんだ。Chandlerはこの上のREDがかなり良いみたいだが、今の自分にはこれで十分だな。ただ値段高いのにサスペンションがショボいのがダメだな。
あとは専用の電源供給アダプターが何気に不便。できるなら普通にファンタム対応してほしいかな。
