今はなきPediwearで個人輸入して13年経過したシャンボード。
5年ほど前に正規shopでオールソールしてからもそれなりの頻度で履いている。
若干赤みかかっているが、趣向でクレムのエルメスレッドというクリームを入れているため。ちなみに遊び感覚でシューレースもレッドにしている。
このシャンボードは自身にとって初めて手に入れたもの。申し訳ないが難波の高島屋で試着しサイズを選んだ。結果的にゆとりのあるものを選んだため大き目で、すでに履いているときも羽根が閉じている。2足目と3足目のマロン、ノアールはワンサイズ下げたが、フィット感はちょうど良いくらいだが甲が高いので羽根が開く。
個人的にはシャンボードはある程度羽根が閉じたほうが格好いいとは思うのだが。
履き心地が良いとかよく言われるが、そんなに期待しないほうがいい。もちろんラテックスのソールはそれなりに弾力があり負担は軽減できているが、DR.マーチンのようなふわふわした感覚はない。単に履き心地の快適感ではマーチンのほうが良いと思う。
インソールもやや硬めで沈み込んでもそこまでフィットしきらない。
僕が好きなのは、この野暮ったいデザインなのだ。
フレンチトラッド的なとてもスマートじゃなく、デカい靴。でもどこか可愛く、憎めないデザイン。ある程度のジャケパンに履いても正式にはNGだが、わざと外した感がある存在感。これは唯一無二な存在かと思う。
今は国内定価じゃとても買えない価格になった。ただ本格的なレザーシューズが高騰している中で、長く愛用するものとしては良い選択かとは思う。しかし当時2万円台で買ったのが9万円を超えるとは。