中国のバブルが破綻してヤバいとの話をよく耳にする。
傾向的に表のメディアが話すことに裏があるのではと思い、いくつか調べてみた。
やはり習近平はグローバリスト勢力にとって都合が悪い存在のようだ。
前任の胡錦涛はグローバリスト勢力の支援を受けており、中国国内での経済発展がすすんだとされている。(あくまでも資本主義的な動き)
これに対し習近平は大企業の国有化への路線を取った。海外投資からの脱却をすすめているようで、ロシア同様にナショナリズムの動きをすすめているようにも思える。
もともと毛沢東の共産党政権樹立にはアメリカグローバル勢力が後押ししたと言われる。(実勢的として強かった蒋介石を台湾へ追いやるに至った)
このことからもアメリカと現在の中国建国とは関りがある。
鄧小平以降 近代化の名のもとに資本主義系に傾倒してきた中で、エリツィン時代のロシア同様、国有資本を海外に流した流れを習近平が制止しようとしてきた。
これにグローバル勢力が反発するのは当然で、メディアが叩く理由も理解できる。
別に習近平を擁護する気も何もないが、現在バブルが破綻するとか言う中で、中国は金本位制への動きを作りながら、ブリックスを通じて脱ドル化をすすめているようだ。
そう考えるとバブルがはじけるという単純な話では説明がつかない。ブリックスも現在10ヶ国で他36か国が参加希望を表明している。またブリックス内での決済システムも稼働に向けて調整に入ったようだ。まだ先になるかと思われるが、共通通貨への移行も想定できる。むしろ先の段階ではドルの弱体化のほうが大きな問題になるかもしれない。
それに向けて今 金を買っているという話もあるようだ。