ウクレレネタがが続きますが、これまでの経過を経て、ここに行き着きました。
先日御茶ノ水に行った時、専門店でケリーを試奏。購入手前まで来ましたが、一旦踏みとどまりました。楽器としてはよかったのですが、どこか真面目すぎて面白みに欠けたのかも知れません。
大阪で色々見てました。デジマートを見ていると地元のショッピングセンターにある山野楽器にコアロハのハワイ製が、アウトレット価格で出ていました。コアロハのデザインが好きなのもあり、現物を見に行きました。デジマートのはソプラノでポジションマークや、ロゴがエボニー材の素朴なもので、デジマートに掲載されてなかったロングネックのものもセールに。
現行の１つ前の旧機種で他店の展示品の処分とのこと。輸入代理店の山野楽器だからできることなのでしょう。
材質はハワイアンコア単板。ネックはマホガニー。指板とプリッジはエボニーのようです。通常はローズなので、ロングネックだけなのか、たまたまなのかわかりませんが、かなり密度のあるエボニーです。ポジションマークとロゴは貝細工で美しく、テンションが上がります。
何年か前の仕様変更で、プリッジの細工がなくなり、指板のバインディングがなくなったみたいです。コストダウンしたみたいですね。ただこのモデル、フレットがネックの端までなく、バインディングしたのとよく似た設定になってます。いずれにしても出音はさすがです。先日のオピオと比べられない鳴りです。一つ一つの音がくっきりしており、倍音が豊か。弾き手のタッチを表現してくれます。ここまで違うのかと痛感しました。おそらく最終処分価格なのでしょう。他店の実勢売価より圧倒的に安く、定価の半額くらいで入手でしました。これなら新品のOpioと変わらない価格です。
ウクレレもこれで当分上がりにします。
