ちょっとマニアなブログ

ベース弾き、コンポーザー、ちょっとマニアな内容満載かもです

izotope Ozone11がリリースされたようだが、、、

正直まだ買ってません。買うかどうかわからない。

ちなみに10は持っているが、本気の時にはAI機能は使っていない。

よくマスタリング師とかミックス師とか言われる人から評価が高い。

でもなんだかなと思うことがある。

オゾンでAIマスタリングする場合も、EQ、コンプ、マキシマイザーなどの各パーツが機能して音を作っている。

曲ごとにそれを解析して適正値にAIでコントロールしているが、自動化すれば確かに速い。仕事だから時間がコストだと言い切って割り切る人も多いのかもしれないが、少なくともこれからスキルを上げようとする人は、頼らないほうがいいかと思う。

マスタリングって有名な方と少しお知り合いになっているが、奥の深さが違う。

マルチコンプやダイナミックEQにしても、どんな音が欲しいからどう使うのか。失敗しながら学ぶことが多い。いきなりAIでそれらしく出来たら、本当は自分で何もできないのにできた気になる。これ危険だと思います。明確に素人であるならそれでいいですが、それで変な自信をつけて、仕事でお金を取るなどなれば、たまったものではない。このようなAIツールでスキルの差は狭くなったとは思う。ただ個性がなくなることもよく考えておくべきだと。AIツールでできた音が正解だと思うようになれば、自分がどんな音にしたいのかなど無くなります。

もっといろんな音を聞いて、どんな音を作りたいのか?どんな音がどうしたら作れるのかを突き詰めていくことが大切だと思う。まあ割り切って自分はたくさんつくり続けるのだであれば、それはそれでいいけど、まったく無知でやっている人が多くなってきたと感じるこの頃。