ヘッドホンアンプである。それ以外に何もない。それだけなのに6万円くらいもする。6万円あればヘッドホンアンプのついたインターフェースを何台か買えてしまう。
しかもヘッドホンアウトは1つだけ。極めてコスパが悪い。
インプットはA,B,Cの3系統で、バランス対応のキャノンかフォン、ピン、ステレオミニプラグでいろんな使い方を想定している。ソースの機材に対する対応は文句ない。
肝心の音だが、さすがにニーブだ。CD900stさえ聴きやすく音楽的になる。ある意味明瞭さは落ちるのかもしれないが、バランスよくふくよかになる。同じ環境でチェックしたいエンジニアには最適なのかもしれない。モニター環境は同じ条件で耳を慣らすのが重要なので、使う限りは使い続けることが大切だと思う。ただ高いので、今の環境に不満がないならマイク一本でも増やした方が効果的かもしれない。
個人的にはかなり気に入っているが^_^