ドラム音源は、生ドラム系の場合BFD3しか使っていないが、エレクトロ系はいつも迷うことになる。今回アレンジ依頼を受けたてエレクトロ系となり、ADDICTIVE DRUM2が登場した。このADDICTIVE DRUM2 実は以前ADDICTIVE DRUM1を購入していたが、s販売先のメールアドレス流出事件にあって、その謝罪でもらったといういわく付のプラグインである。
基本的にプリセットで音が作りこまれているので、初心者ならそのまま使える。
気に入ったプリセットを使えば良いだけ。エレクトロ系に近い音もそれなりにあるのだが、実はこれは全て生ドラムサンプルを加工して作った音である。
NI のバッテリーなどは、電子ドラム音などサンプリングしているが、デフォルトでADDICTIVE DRUM2に入っているサンプリング音源はアコースティックドラムだけなんだ。なのにシモンズ的なぴょんぴょんした音も出てくる。
ADDICTIVE DRUM2はなかなか強力なフィルターやピッチベンダーが搭載されているため、作りこめば面白い音も出せる。シモンズのような音は時間経過によりピッチが変化するエディットで再現できるし、シンセのようにアタック、ディケイなどを加工できる。コンプなどのエフェクトもある。
最初から作りこむのは難しいが、プリセットの各楽器横のEを押すと上のエディット画面が出てくる。ここで音を加工できる。
生ドラムはBFD3に軍配が上がるが、手軽なドラム音源としてはこれも軽くて良い